2017/03/06

自作上部フィルター


  1. 現在使っている40㎝水槽に合う理想的な濾過器が無い
  2. 今後のメンテナンスを楽にする為にも、自分の思い通りの形状にしたい
  3. ザリガニは水を汚すので、薄いウールマット1枚では不安。物理濾過を強化したフィルターにしたい
  4. 単なる遊び心



以上の理由から自作フィルターを作成していた。

特に3の物理濾過は、例えば通常の上部フィルターだと
こんな風に、薄いウールマット1枚隔てただけの物理濾過だ
そこで、同じ1枚でも、ウールマットを折りたたんで2枚重ね3枚重ねの状態にすれば物理濾過が強化されるのではないかと考え、それをコンセプトとした設計で作成していくことに



作っては失敗を繰り返してようやく完成した上部フィルター

今回の自作フィルター
その歴史を振り返る


*1号基*
100均のシューズケースを使った簡易的な作り。
本格的に動かすやつが出来るまでの仮フィルターだ。



これは100均の植木鉢
そこにウールマットを縦半分に切り、2枚重ねて丸く巻いて入れる


そしてろ材の上に乗せるだけ
後は排水へという実にシンプルなつくり

仮フィルターなんでこんなもんでいいでしょうw



*2号基*
これは塩ビ管を組んで作った外部フィルター
写真は消してしまったので、簡単に図で説明するとこんな感じ
だが、上の蓋と下の蓋から水漏れ

しかも外部だとやはりエアポンプも必要になってくる
出来ればエアポンプは使いたくない

2号基はボツ


*3号基*
続いての3号基は、2号基の改良型
同じく画像は残ってないので図で
要するに上の蓋を取って、本体となる塩ビ管に管継手(ソケット)を接着し、そこから排水。
空気を巻き込みながら水が流れるのでエアポンプは要らなくなるだろうという安易な考え

しかし、これでは濾材のバクテリアさん方に充分な酸素が届いてなくね?という考えに至る。
しかも管継手の穴が小さくて排水が間に合わずあわや大惨事

これもボツ


*4号機*
ここからは塩ビ板とアクリルサンデーの塩ビ接着剤で作成
そして完成したのがこちら

てかこれでもやっぱりバクテリアさん方に充分な酸素が届いてなくね?というかんg…
いや待て、それ以前に、前作の失敗から何も学ばなかったらしく、排水の穴が小さくてあわや大惨事

同じ過ちを繰り返していく斬新なスタイルが俺のやり方

取り敢えずポンプの水流を小さくして、どうにか始動
排水の音がうるさいので、5号基が完成するまでは隣の部屋で寝ることに

こちらは5号基が完成次第お蔵入り決定


*5号基*
ついに完成
仕上がりは汚いが、機能に問題は無し

結局最後は上部フィルターに落ち着く
一応図で説明すると
こんな感じ

2号基から4号基まで、何故上部ではなく、水槽横に置くタイプにしたのか
それは上部にすると水槽付属の蓋の開け閉めが不便だから

わざわざフィルターの水をある程度抜いて、どこかによけてからでないと蓋が開けれない
しかし、エアポンプ無しだとすると、結局上部が一番無難であるという結論にたどり着いた俺は水槽の蓋をアクリルカッターで半分に切るという暴挙に

これでどうにか解決出来たのである。

ただ、半分に切った事で耐荷重量が減り、満水状態の上部フィルターを乗せるのがちょいときつそう
次の対策を練らねば



今日はここまで


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